第一世代戦闘機ベスト10

8/10ロッキード P-80 シューティングスター

ヨーロッパでジェットエンジンが大きな進歩を遂げる一方で、アメリカ空軍は独自に設計の準備を進めていた。最初のスケッチから初飛行まで、ロッキードは143日でP-80シューティング・スターを完成させた。米空軍初の戦闘機としては、まずまずの成果であった。 しかし、この記録的な業績も、第二次世界大戦の結果に大きな影響を与えるには遅すぎた。P-80は1959年まで活躍し、史上初のジェット対ジェット戦に参加した航空機のひとつである。残念ながら、直線翼のP-80は、優れたMiG-15に対する深刻な脅威とはならなかった。

7/10デ・ハビランド・シー・ビクセン

水平飛行で音速の壁を破り、最高速度690mph(マッハ0.91)を記録したシー・ビクセン。掃射翼と超音速に近い性能は、第2世代に迫るものである。 ヴェノムやヴァンパイアから受け継いだ双発ブームの設計に、ビクセンは45度の掃射翼を採用した。胴体とブームの間には、期待を上回るロールス・ロイス社のエイボン208ターボジェットが2基搭載されている。高速で洗練されたビクセンは、1972年まで英国海軍で使用された。

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